WordPress - 画像(メディア)ファイルのパスを変更する手順
1. 画像ファイルのパス変更とは
画像ファイルのパスを変更するとは、画像の保存先を変更するということです。WordPress でいうと「メディア > ライブラリ」に表示、保存されている画像を別のフォルダに保存するように設定変更します。ここでは下記のように変更します。
変更前
<img src="https://xxxx.com/wp-content/uploads/img.png" alt="" />
変更後
<img src="https://xxxx.com/images/img.png" alt="" />
2. 手順
画像フォルダの新規作成
FTP ソフトなどを使用して、ルートディレクトリ直下(wp-content とか wp-admin のフォルダがある階層)に、新規フォルダを作成します。ここでは「images」というフォルダ名で作成しています。
作成したフォルダに画像をコピペ
すでにアップロードした画像がある場合は、新規作成したフォルダにコピペします。(この作業をパス変更の前にやらないと画像のリンク切れが発生します)アップロードした画像は「wp-content > uploads」に保存されているので uploads フォルダから images フォルダに画像をコピペします。コピペが完了しても uploads フォルダの画像はまだ残しておきます
パスの変更
パスを images フォルダに変更するために、URL に「ドメイン/wp-admin/options.php」と入力し「すべての設定ページ」に行きます。A~Z 順に色々な項目が並んでいます。その中に 「upload_path」
と 「upload_url_path」
という項目があるので下記のように入力します。
「upload_path」 - 「images」
「upload_url_path」 - 「https://xxxx.com/images または /images」
この設定を変更すると今後、アップロードした画像は images フォルダに保存されていくことになります。また、「管理画面 > 設定 > メディア」にファイルのアップロードという項目が表示されるようになり、そこからパスの変更が可能になります。
画像パスの置換
すでに投稿記事に画像を使用している場合、画像自体は uploads フォルダに残っているので表示はされますが、投稿記事の画像パスは自動では切り替わらないので下記の部分を手動または、プラグインを利用して置き換えます。
置換前
/wp-content/uploads/
置換後
/images/
画像パスの置換にプラグインを利用する場合
プラグインで画像パスを置き換える場合、Search Regexという一括置換ができるプラグインがあります。使用してみましたが日本語に対応していてとても使いやすいプラグインです。
画像整理をするときに
画像パスの置換が完了すれば、uploads フォルダにある画像は削除しても大丈夫です。ただプラグイン関係で uploads フォルダに画像以外のデータが入っている場合もあるので、削除するときは注意が必要です。